暮らしのご提案をするにあたって建築・庭・インテリアを同時に設計することは府内町家では当たり前で必要不可なことでありますが、この三つ巴を1つの円に調和することはなかなか骨の折れる作業です。それぞれが密接に関わり合いながらしかしそれぞれが奥深い。
それらすべてを一人で行おうと思ってもどこかに偏りが出て妥協が生まれます。
府内町家ではそれぞれのスペシャリストが妥協のない意見をぶつけ合い調和し答えを作っていきます。
しかし、この調和をするためにはそれぞれがそれぞれを理解し尊重しその垣根を互いに超えて侵食しあっていかないといけませんよね。
自分は建築としての立場が主ですがインテリア・外構についてももっと理解を深めていきたいと思っています。
ということで今回はひとつ家具についてのご紹介です。
ラウンジチェア
その名の通りホテルのラウンジなどに置かれている一人掛けのリラックスする為の大き目のチェアです。
座面が少し後ろに傾き深く腰掛け広い背もたれに体を預けて寛ぐことができます。
言うなれば一人掛けソファですね。
府内町家の設計では心地よい居場所を暮らしの中にいくつも作り重ね合わせていきます。
その寛ぎポイントにこの家具は活躍します。
ソファの様に大きくなく移動が簡単な為、一カ所に固定ではなくその時々に合わせて
向き、場所が容易に変えられます。そのうえ寛ぎ度が高い。もう最高ですよね。
足置きのオットマンがあればもうその場から動けなくなりそうです。
一言にラウンジチェアと言っても形状もデザインも様々ですが、府内町家のモデルハウスには写真のチェアが2脚座っています。
なかなかシンプルで府内町家にはお似合いの家具です。
ブランド ARIAKE 商品名 サミット ラウンジチェア
ブランドの成り立ちも興味深いところが有ります。お気になる方は是非のぞいてみてください。
このラウンジチェアは見学会会場にも展示されていることが多いですので、是非暮らしの場まで見にいらしてください。