久しぶりに家族と遠出したときの話です。

高速道路を走っていると、カラスの大群が飛んでいる山がありました。
「あの山見てー。あんなにカラスが飛んでるよー。」
と私が言うと、子どもたちは、バッと身を乗り出し、

「かざぐるま どこかにない！？」
とキラキラした目で車の外を眺め始めました。

子どもたちの言葉に私もピンときて、山を食い入るように見ました。

子どもたちは、小さいころに読んだ絵本『からすのぱんやさん』を思い出し、
カラスの集まる山にかざぐるま(絵本の中でのぱんやさんの目印)がないか探していたのです。

私も小さいころに読み、また子どもたちに読み聞かせした思い出の本。
子どもたちの記憶に残っていていることも嬉しく、
また代々読み続けてもらいたい一冊です。

高速道路ということもあり、ゆっくり確認することができず、
今回はかざぐるまを見つけることはできませんでしたが、
またカラスの大群を見つけたときには探してみようと思います。

絵本の最後の締めくくり

～　もし、かざぐるまが　ちらちら　まわっているのがみえたら、（中略）

　　あなたは、もりのなかで　チョコちゃんたちにあえるかもしれませんよ　～

みなさんも懐かしい思い出の本はありませんか？
『からすのぱんやさん』は暮.Laboにも置いてありますので
是非読んでみてください。