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守り受け継いでいきたい景色、富士山

田子の浦に 打出でて みれば 白妙の
ふじの高嶺に 雪は降りつつ

百人一首に、富士山を詠んだ歌がある。この歌は、見晴らしの良いところにでると富士の山に雪が降り積もっている。なんて素晴らしい景色なんだと感動の思いを詠んでいる。歌を詠んだのは山部赤人、奈良時代の歌人だ。

約1300年も前に生きていた人も、富士山に圧倒され後世に語り継いでいきたいと思ったことに驚いた。
もっと富士山について知りたいと思い、暮.Laboで探してみるとこの本に出会った。

「日本の世界遺産ガイド」

世界遺産には、人類がつくり出した遺跡や建造物の「文化遺産」と貴重な動植物や生態系、地形、景観を持つ「自然遺産」、両方の価値を持つ「複合遺産」の3種類がある。

日本には2022年現在、25の世界遺産(自然遺産5、文化遺産20)があり、富士山は20年の悲願が叶い2013年に登録された。

富士山は自然遺産と思いきや文化遺産として登録されている。その大きな理由は登山客のゴミ問題だという。この問題を解決することを宿題に条件付きで登録が許されたのだ。
後世に語り継いでいきたいと詠った山部赤人も悲しむ出来事だが、登録の翌年より保全協力金徴収をはじめ、少しずつ効果が現れはじめているそうだ。守り受け継いでいけるかは私達一人一人にかかっている。

富士山の誕生は遥か10万年前、日本のシンボルともいえる富士山。いつか歌に詠まれた場所で同じ感動を味わいたい。

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