先日、昭和電工武道スポーツセンターに行く機会が有りました。
そのメインの競技場や武道場はRC造(コンクリート造)+鉄骨造+木造で造られています。
近年、木造の大規模建築物や非住宅の建物は珍しくありませんが、
この規模の大空間を木造で組み上げているのを目の当たりにするとなんだかワクワクしました。
もちろん金物や鉄骨を組み合わせているからこそ成り立つ構造ですが、
組み合わせることによって可能性は無限に広がるのだと肌で感じさせられました。
住宅というカテゴリーの中ではまだまだ制約も多くなかなか難しいところですが、
木を活かす技術は凄いところまで来ていますね。
CLT(Cross Laminated Timber)と呼ばれる
ひき板(ラミナ)を並べた後、繊維方向が直交するように積層接着した木質系材料を使った
高層建築が建てられるなど木質の大規模建築が既に実現しています。
こういった技術は段々と住宅など身近な分野へも浸透しています。
木造建築に携わっている以上は木造の可能性についてもっと勉強していきたいと思いました。