広島県の宮島にある厳島神社。
海上に建つ姿は神秘的で四季を通して多くの人々が訪れる観光名所です。
海中に建つ大鳥居。
知っていましたか?鳥居にある6本の柱の足は地中に埋まっていないんです。
なんと自らの重さのみで立っているんです。
地盤の強化と鳥居上部に埋め込まれた石と砂利の重みで驚異の安定性を生み出しているのだとか。
神社の創建は推古朝ですが、現在の形に整えたのは平安期、平清盛です。
昔より今も神秘的で雅な姿で海上に建つ厳島神社。一度は行きたい場所です。
日本建築のことをもっと知りたいと思っていた時にぴったりの本を見つけました。
「日本建築、デザインの基礎知識。」
30分で日本伝統建築の基礎の基礎がまるわかりです。
日本建築は大きく分けると「神社」「寺院」「住宅」に分けることができるそうで、それらが歴史と共にどの様に変化していったのかが分かりやすく書かれてありました。
数寄屋とは?日本庭園の特徴の石はどう見たらよいのか等、興味深い内容でした。
自然とともにある日本建築の美と技術に心奪われる一冊でした。
何気なく訪れていた神社やお寺、名旅館もこの一冊で見方が変わること間違いなしです。