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よく古本屋に行きます。
数あるものの中で
どのように選ぶかと言うと
一冊一冊を手に取って
ページをパラパラとめくり
使われている言葉や言い回しが自分好みで吸収したい!
と思うものを探します。
残念ながら出会えなかった場合は何も買わずに帰ることもあります。

本を読む毎に一つ一つの言葉や知識が
少しずつ自分のモノに
なっていく感じが好きです。
また著者の考え方や捉え方に共鳴が出来ると
肯定感が湧き
過去、自分の自信の持てなかった言動や経験にも
背中を押されるような感覚を
味わうことが出来ます。

さて、最近憶えた言葉があります。

「卓袱料理」

皆さんはご存知でしたか?
「しっぽくりょうり」と読むそうですね。
恥ずかしながら、私はこの単語を初めて目にし
この字面と音のギャップにユーモアさえ感じながら

「卓袱料理とは一体なんぞや」

とすぐさまグーグル先生に尋ねました。
元々は中国の精進料理だそうですが
日本は長崎に伝来した際に
日本人の口に合う様
和食+中華+オランダ料理が合わさり
変化したものだそうです。
その別名も和華蘭(わからん)料理。
まさに「ちゃんぽん」ですね。

また、日本の食卓で連想する足の低いテーブルを「ちゃぶ台」と呼びますが
「卓袱台」と書くそうです。
卓袱料理を食べるための台を意味することから
その名が付いたそうですが
「卓」はテーブル、「袱」はテーブルクロスのことで中国語の卓袱(zhuo-fu)が訛ったとされています。
まだまだ知らない言葉が沢山あります。
知っている言葉だとしても
正しい使い方が出来ていないものも沢山あります。
ひとつひとつの言葉の意味を理解して
自分の気持ちを人に正しく伝えらるようになれたら良いです。

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