突然ですが、コーヒーを「珈琲」と書く意味をご存知ですか?
私は、毎日必ず飲むもので、もっと言えば無意識に飲んでいるのに
コーヒーについての知識が足りていない事にふと気がついてしまったので
まずは漢字の由来から調べてみることにしました。
「珈琲」の漢字が使われた理由は、コーヒーの木の枝に実った赤い実の様子が
女性が髪に挿すかんざしに似ているからとのこと。
「珈」は髪に挿す花かんざし、「琲」はかんざしの玉をつなぐ紐を表すそうです。
そうか、珈琲は女性のかんざしからきているのか。
では、かんざしがいつ広まったかというと、江戸時代だそうです。
ではコーヒーも同じくらいの歴史があるのだろうか?
伝わったのは、オランダ商人により、江戸時代の鎖国真っ只中の頃。
お茶の文化のあった日本人にとっては簡単に受け入れられるものではなく
実際に広がっていったのは開国後だそうで、1888年には日本で初となる喫茶店がオープンしたそうです。
その数年後、アイスコーヒーならぬ「冷やしコーヒー」が登場し始め
大阪では「レイコー」と呼ばれているそうです。
何気なく飲んでいた飲み物ですが、少し調べるだけでもこれだけの歴史があったんですね。
奥が深い。
また調べてみようと思います。